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蛾の仲間。幼虫が食害する。
老齢幼虫は淡褐色で、５本の褐色の縦筋があり、頭部は黒く、体長２センチ（写真1）。
成虫は灰色の地に黒の模様のある体長１センチ（写真2）であり、普段気付くことはない。

葉を糸でつづり合わせて内側の葉を食べる（写真1）。また、芯葉に潜り込んで生長を止めたり、大きな葉の葉柄や葉脈に潜り込む。幼苗期に芯葉の生長を止められる被害が最も大きい。

1995年ごろから西日本を中心に多発するようになった。８〜10月に多発する。高温少雨の年に多い。
ハクサイ・キャベツなどのアブラナ科野菜で発生する。アブラナ科野菜以外ではクレオメ（セイヨウフウチョウソウ）でも発生する。

グレーシア乳剤、ベネビアOD、アクセルフロアブル、アニキ乳剤、ディアナSCなどを散布する。芯葉・葉脈に潜り込んだ幼虫には薬液が届きにくいので、ていねいに散布する。
家庭菜園ではサンサンネットなどの被覆資材を被せて成虫の侵入、産卵を防ぐ。