やさい症状診断(病気・害虫)

ブロッコリー 根こぶ病

<症状>

主根、細根に発症。幼苗期に感染すると主根に大型のこぶを作り、生育途中だと支根に小型のこぶが多数作られる。こぶは形成から経過するにつれ褐変し粗面になる。発症すると発育遅れ、葉の退色が見られ、茎葉は晴天の日中にしおれるようになる。激発すると生育途中で枯死に至る。被害の程度に応じて花蕾は小さくなり、食味も落ちる。

<発生のしくみ>

病原菌は根こぶの中に休眠胞子を作り、土壌中に数年残り感染源となる。感染はアブラナ科作物に限られるが、ダイコンは発生が少ない。適度な温度と水分により胞子が発芽し、感染、発病して増殖する過程で根にこぶを作る。20〜24℃の長日条件下で活性化し、平均日長が11.5時間以下になると発生は減り、pH6.5以上の中性〜アルカリ性土壌でも発生は減る。休眠胞子は水路に流出して伝染することもある。

発生カレンダー

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

<防除対策>

  • 発病した畑ではアブラナ科作物の連作を避ける。
  • 発病株は速やかに除去する。
  • 中性〜アルカリ性への土壌酸度の調整も有効。