Report サンリッチ開発秘話

サンリッチひまわり開発秘話第2回

サンリッチひまわりの名前の由来は?

明るくて大人も子どもも元気が出そうなネーミングということで、「太陽がいっぱい」の意味の「サンリッチ」に決めました。「サンフル」や「フルサン」という候補もありましたが、「サンリッチ」のほうが語呂がよいですからね。各品種名は果物の名前由来で、例えば'サンリッチ・オレンジ'は「太陽をいっぱい浴びたおいしいオレンジ」というイメージでつけました。

今後サンリッチひまわりをどのように使ってもらいたい?

最近では父の日の花としてサンリッチひまわりを使うことが定着しつつありますが、明るく力強い、元気のよい花として、まさに「お父さん」というイメージにぴったりだと思います。ぜひ父の日をはじめ、いろいろな記念日にサンリッチひまわりを使っていただきたいです。
また夏休みの観察日記の材料として使用しても、おもしろいのではないでしょうか。サンリッチひまわりは夏場、タネまき後50〜60日で咲きますから、夏休みに入る10日ほど前にまいておけば、休みの間中、観察できるわけです。シンプルなヒマワリは子ども達が馴染みやすい花で、情操教育にももってこいの植物ですので、今以上に学校現場に取り入れられてほしいですね。

今後作出していきたいヒマワリは?

今出回っているヒマワリはほとんどが明るいイメージのものなので、もう少しシックなイメージを備えた品種を作りたいです。元気いっぱい、という今のイメージももちろんよいのですが、一言で言い表せない奥深さを兼ね備えた品種が作れたらと。先を行くバラのようにさまざまな趣を持つ品種がある品目に近づけたいですね。