調べる

野菜

病害虫・生理障害

戻る

エンドウ

エンドウ茎えそ病

データ作成年月日:2020/1/31

写真1(SK)

▲つる上部から黄化と萎凋症状

症状(診断)

 つるの上部から黄化と萎凋症状が見られる。茎は維管束が褐変して黄化する。葉の葉脈が黄化し、黄斑を生じる。やがて、株全体が褐変し枯死する。
 露地栽培では2月の開花ごろから、ハウスでは1月ごろから発生し、2〜4月に被害が増加する。気温が上昇する5月には病徴が不鮮明となる。

発生の仕組み

病原:ウイルス エンドウ茎えそウイルス(PSNV)
 土壌中に生息する下等なかび、オルピディウム属菌によって媒介され土壌伝染する。
 低湿地で発生が多く、水田裏作のエンドウでの発生が多く見られる。
 種子伝染するので注意が必要である。

防ぎ方

 多発圃場では土壌消毒が必要になる。被害の多い場合には作付けを控える。

 注.2003年の改正農薬取締法施行にともなって、豆類(未成熟)(さやいんげん、えだまめ、さやえんどう、実えんどう、未成熟そらまめ、未成熟ささげ、未成熟ふじまめなど)という作物群が登録対象として設定された。一方、いんげんまめ、だいず、えんどうまめ、そらまめ、豆類(種実)のみに登録されている薬剤はこれらの豆類(未成熟)には使用できなくなった。ここでは、さやえんどう、実えんどう、または豆類(未成熟)に登録のある薬剤を示した。

ご注意

文中に記述のある農薬の登録内容は、すべて上記データ製作日時点のものです。ご使用に際しては、必ず登録の有無と使用方法(使用時期、使用回数、希釈倍数、処理量など)をご確認ください。

農薬登録のない薬剤を使用したり、登録条件以外の使用をすることは、農薬取締法で禁止されておりますので、生産物の商品性や産地としての信用を著しく損なう恐れがあります。また、生産者の健康被害に対する配慮も肝要です。

農薬の適用の対象や使用基準など、登録の内容は時期や地域によって異なります。間違った使用をされますと、効果がないばかりか作物に薬害を生じる恐れもあります。

本文の記述には万全を期しておりますが、使用農薬の選択および使用方法につきましては、お近くの種苗専門店や農協、公共の指導機関などにご確認の上、使用される農薬の注意書きをよく読んでお使いくださるようお願い申し上げます。

病害虫の診断は、判断が非常に難しい場合があります。詳しくは、農協または公共の指導機関にご相談ください。