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インゲンモザイク病

データ作成年月日:2020/1/31

写真1(KO)

▲明瞭な葉のモザイク

写真2(SK)

▲葉のモザイク症状

写真3(SK)

▲葉の萎縮症状

症状(診断)

 モザイク病を発生する病原として、下記の4種類のウイルスが知られており、病徴はそれぞれ微妙に異なる。(1)では、葉が濃淡のモザイク状となり、葉脈緑帯を示して葉縁が下側へ湾曲する。(3)、(4)では、葉に明瞭なモザイクと葉脈透化、葉の縮れ、株の萎縮が特徴で、(2)では、葉に退緑斑紋、濃淡緑色のモザイクと葉の変形、株の萎縮が特徴となる。

発生の仕組み

 病原:ウイルス
  (1)インゲンマメモザイクウイルス(BCMV)
  (2)インゲンマメ黄斑モザイクウイルス(BYMV)
  (3)ラッカセイ矮化ウイルス(PSV)
  (4)キュウリモザイクウイルス(CMV)
  (5)クローバ葉脈黄化ウイルス(ClYVV)
 (1)は種子伝染とアブラムシによって伝染、ほかのウイルスはアブラムシによる伝染が感染経路で、(3)は東北・北海道地方に限定されるが、ほかは全国的に発生が確認されている。
 (5)はBYMVのえそ系とされていた。アブラムシにより非永続伝染する。

防ぎ方

 健全種子の確保とアブラムシの防除が重要。

 注.2003年の改正農薬取締法施行にともなって、豆類(未成熟)(さやいんげん、えだまめ、さやえんどう、実えんどう、未成熟そらまめ、未成熟ささげ、未成熟ふじまめなど)という作物群が登録対象として設定された。一方、いんげんまめ、だいず、えんどうまめ、そらまめ、豆類(種実)のみに登録されている薬剤はこれらの豆類(未成熟)には使用できない。

ご注意

文中に記述のある農薬の登録内容は、すべて上記データ製作日時点のものです。ご使用に際しては、必ず登録の有無と使用方法(使用時期、使用回数、希釈倍数、処理量など)をご確認ください。

農薬登録のない薬剤を使用したり、登録条件以外の使用をすることは、農薬取締法で禁止されておりますので、生産物の商品性や産地としての信用を著しく損なう恐れがあります。また、生産者の健康被害に対する配慮も肝要です。

農薬の適用の対象や使用基準など、登録の内容は時期や地域によって異なります。間違った使用をされますと、効果がないばかりか作物に薬害を生じる恐れもあります。

本文の記述には万全を期しておりますが、使用農薬の選択および使用方法につきましては、お近くの種苗専門店や農協、公共の指導機関などにご確認の上、使用される農薬の注意書きをよく読んでお使いくださるようお願い申し上げます。

病害虫の診断は、判断が非常に難しい場合があります。詳しくは、農協または公共の指導機関にご相談ください。