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野菜

病害虫・生理障害

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コマツナ

ナガメ

データ作成年月日:2024/1/26

写真1(HT)

写真2(HT)

セミやカメムシの仲間。成虫・幼虫が食害する。
成虫は黒地に赤の模様が入っている(写真1)。コガネムシに似るが、セミやカメムシ、アブラムシの仲間で、葉の汁を吸う。
幼虫も黒と赤の模様があり、成虫と似るが、翅はない。

被害

汁を吸われた部分が白くなる(写真2)。
多発すると葉全体がしおれて黄色くなり、枯れることもある。

生態

年2〜3回発生し、成虫で冬を越す。成虫は4〜7月に多い。
コマツナ・ハクサイ・ダイコンなどアブラナ科野菜で発生する。

防除

ナガメに対する登録薬剤はない。
発生が少ないときは捕殺する程度でよい。

注.2003年の改正農薬取締法施行にともなって、非結球あぶらな科葉菜類(こまつな、のざわな、みずな、チンゲンサイなど)という作物群が設定された。ここでは原則として、非結球あぶらな科葉菜類または野菜類全般に使用できる登録薬剤(作物によって使用時期、処理量などが異なる場合がある)を示した。

ご注意

文中に記述のある農薬の登録内容は、すべて上記データ製作日時点のものです。ご使用に際しては、必ず登録の有無と使用方法(使用時期、使用回数、希釈倍数、処理量など)をご確認ください。

農薬登録のない薬剤を使用したり、登録条件以外の使用をすることは、農薬取締法で禁止されておりますので、生産物の商品性や産地としての信用を著しく損なう恐れがあります。また、生産者の健康被害に対する配慮も肝要です。

農薬の適用の対象や使用基準など、登録の内容は時期や地域によって異なります。間違った使用をされますと、効果がないばかりか作物に薬害を生じる恐れもあります。

本文の記述には万全を期しておりますが、使用農薬の選択および使用方法につきましては、お近くの種苗専門店や農協、公共の指導機関などにご確認の上、使用される農薬の注意書きをよく読んでお使いくださるようお願い申し上げます。

病害虫の診断は、判断が非常に難しい場合があります。詳しくは、農協または公共の指導機関にご相談ください。