ベランダではないのですが、タキイ本社の屋上でも“ベランダ農業”を実演中です。
秋から冬にかけての栽培は、春や夏に比べると生長がゆっくりしていますが、虫の被害も少なく、育てやすいシーズンです。
秋から冬が旬になる葉・根菜が中心になります。
プランター: | 幅650×奥行225×高さ180mm |
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培養土: | タキイ野菜の土 |
タネ: | (1)ネギ『小春』 (2)コマツナ『夏楽天』 (3)二十日ダイコン『フレンチ・ブレックファスト』 |
10月19日(タネまき)
まず、タネをまくための準備をします。プランターに鉢底石を敷き、培養土を入れます。培養土はよく水を馴染ませるために土を2回に分けて入れ、その都度水をたっぷり入れてください。最後に、軽く押さえて平らにならせば、タネまきの準備が完了です。 タネは、10〜15cm間隔で2筋に深さ1cmくらいのまき溝をつくり、1cm間隔でまきました。 左から二十日ダイコン『フレンチ・ブレックファスト』、コマツナ『夏楽天』、ネギ『小春』です。 |
<番外編> 他にもたくさんの野菜を栽培しています。レタスやミズナ、キャベツやブロッコリーも挑戦しています。プランターでもいろいろな野菜を育てることができますよ。10月9日に定植をしたものです。 |
10月26日(芽が出ました)
タネをまいて5日間ほどで、二十日ダイコンとコマツナは芽が出ましたが、ネギは遅いようでまだ出ていません。双葉は似たような形ですが、軸の色が違います。 |
<番外編> こちらは10月9日にまいたホウレンソウ・二十日ダイコン・カブ・コマツナです。 |
10月28日(間引き)
二十日ダイコンが込み合ってきましたので、株と株の間を3cm間隔になるように間引きをしました。 間引きの後は土寄せといって、根元に盛り土をして、雨や風でも倒れないように注意してくださいね。
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<番外編> コマツナやカブに比べて、ホウレンソウは少し生育が遅いようです。双葉の形も違っていて細長いですね。コマツナはぐんぐん大きくなっています。カブも葉は大きくなっているのですが、食べる軸の部分はまだまだ太っていません。 |
11月4日
ようやくネギも芽が出揃いました。写真のように、ネギは折りたたまれた状態で伸びて、少したつと先端が土から弾け出てきます。細くて柔らかいので、タネの皮が重たいのでしょうね。 |
<番外編> 丸鉢でカブ『京千舞』も育てています。大蕪になるまで挑戦です。 |
11月6日(栽培経過)
ネギも生え揃い、コマツナ、二十日ダイコンともに順調に育っています。土の表面が乾いたら水をやるのが基本です。夏は毎朝の日課になっていましたが、ここ数週間は晴れの日と雨の日が交互にあるので水やりもほとんどいりません。ただ、秋から冬にかけては、寒さが強いので春や夏と比べるとやはり生育が遅いですね。 |
<番外編> 10月9日にまいた二十日ダイコンはもう収穫できますね。寒さが強くなってきたので、レタスやキャベツも結球が始まっています。 |
11月16日(収穫&間引き)
二十日ダイコンはもう十分に大きいので、食べる分だけを収穫します。今は寒い時期なので、急には大きくならないので、そのまま残しておいても大丈夫です。コマツナはまだ小さいですが、間引きも兼ねて収穫を。シャキッとしておいしそうです。株間が広がったので、もう少し大きく成長するまで待ちましょう。
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<番外編> ちょっと見ない間に、丸鉢のカブがぐぐっと太ってきましたね。このまま順調に大蕪まで育てたいと思います。ちなみに京都の漬物として、お正月に出回る「千枚漬け」の原材料が大蕪です。 |
11月27日(収穫)
二十日ダイコンとコマツナを収穫しました!!コマツナも大きく育って、買ってくる野菜と比べても見劣りしませんね。二十日ダイコンも新鮮そのものです。プランターでもこんなに簡単に、立派に育つのは驚きです。これからも他の野菜の状況やネギのその後をお伝えしていきますので、お楽しみに!!
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<番外編> プランターに植えたカブは何とも可愛らしく、たくさん収穫できました。全部収穫せずに、間引きしていくともう少し大きくすることもできますね。丸鉢の大カブはさらに大きく太ってきています。 |