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葉が小型になり株全体が萎縮する症状や、葉が縮れてちりめん状になることもある。生育後期には、株全体が黄化し、着莢が著しく悪くなる。

病原：ウイルス
　（１）ダイズ矮化ウイルス（SbDV）
　（２）レンゲ萎縮ウイルス（MDV）
（１）はダイズ・インゲン・エンドウ・クローバーに感染する。種子や汁液伝染はしない。アブラムシにより非永続的に伝搬され、蔓延する。
（２）はモモアカアブラムシ、ソラマメヒゲナガアブラムシなどでは伝搬されないが、マメアブラムシで永続伝搬されるほか、ジャガイモヒゲナガアブラムシなどでも伝搬される。

クローバーなどを栽培している地域では、アブラムシの飛来に注意が必要。北海道・東北地方で発生が多い。

注．2003年の改正農薬取締法施行にともなって、豆類（未成熟）（さやいんげん、えだまめ、さやえんどう、実えんどう、未成熟そらまめ、未成熟ささげ、未成熟ふじまめなど）という作物群が登録対象として設定された。一方、いんげんまめ、だいず、えんどうまめ、そらまめ、豆類（種実）のみに登録されている薬剤はこれらの豆類（未成熟）には使用できなくなった。ここではえだまめまたは豆類（未成熟）に登録のある薬剤を示した。