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ネット型メロンには安心のメロン共台木がおすすめ⇒「ダブルガード」シリーズ

メロンフザリウム菌は、レース分化により従来の耐病性台木では罹り病するようになってきています。 「ダブルガード」シリーズは、それらレース分化にいち早く対応し、メロンフザリウム菌の全レースに対して耐病性を付与しています。
最近、全国的に蔓まん延えんの兆候がある、土壌伝染性ウイルスによるメロンえそ斑はん点てん病に対しても強い耐病性を付与している「ダブルガード」シリーズを使うことで、 土壌伝染性の病気による被害を最小限に防ぐことができます。
また、「ダブルガード」シリーズは、胚軸が太く接ぎ木作業が容易です。 特に「ダブルガードEX」「ダブルガードパワー」は徒長しにくくがっちりとしたよい苗姿に仕上がります。 「ダブルガード」の草勢はややおとなしめなのに対し、「ダブルガードEX」はやや強めの草勢で、さらに「ダブルガードパワー」は不良環境でも栽培しやすい草勢の強い台木となっていて、 土壌条件や栽培環境、穂木品種により使い分けることができます。

メロン台木栽培の注意点

「ダブルガード」シリーズは新レースのフザリウムレース1,2y に対して強い耐病性を発揮しますが、レース0、1、2のように完全な耐病性ではありません。 今後、より圃ほ場の汚染が進むと、罹病する畑も出てくる可能性があるので、太陽熱消毒や土壌還元消毒など、菌の密度を下げる対策も並行して行うとよいでしょう。
メロンえそ斑点病については根から一次感染するので、耐病性台木に接ぎ木することで感染を防げるため問題ありませんが、周囲の畑に感染株があった場合、 接触により二次的に地上部から感染する恐れがあるので、罹病株は速やかに抜きとりましょう。

ネットメロン用台木

品種名/項目 フザリウム耐病性 MNSV
耐病性
接ぎ木特性 草勢 特性
0 1 2 1.2y 1.2w 胚軸太 胚軸長
タキイ交配
ダブルガードパワー
R(0) R(0) R(0) R(0.7) R(0.1) R 5 3 7 強勢でつるもち性抜群のメロン共台木。
各種病害に安定した耐病性を示す。
タキイ交配
ダブルガードEX
R(0) R(0) R(0) R(0.7) R(0.2) R 5 3 6 草勢コントロールがしやすいメロン共台木。
ハウスからトンネル栽培まで幅広い作型に向く。
タキイ交配
ダブルガード
(登録名:M188セムリコ)
R(0) R(0) R(0) R(0.4) R(0.1) R 5 4 5 草勢が他品種よりもおとなしい。共台木のため果実品質への影響が少ない。
1)フザリウム耐病性:発病度 弱 2)接ぎ木特性:1細、短 ← 3中 強0 → 4→ 5太、長 3)草勢:1弱 ← 5中 → 10強

ノーネット型、マクワに低温性を付与して収量を上げたい⇒「グリップ」「鉄かぶと」

ノーネット型、マクワにはカボチャ台木「グリップ」「鉄かぶと」が適します。低温性が付与され、耐暑性にすぐれ収量増が望めます。「グリップ」は草勢が強いカボチャ台木の中で、おとなしめの台木です。

ノーネットメロン・マクワ用台木

品種名/項目 低温
伸長性
草勢 胚軸の
太さ
メロン
つる割病耐病性
特性 生かすポイント
タキイ交配
グリップ
耐暑・耐干性、つるもち抜群、多収 ノーネットメロン専用
マクワ、シロウリにも適する
タキイ交配
鉄かぶと
特良 極強 極太