草勢が落ちないピーマン台木といえば⇒グランバギー
総合的な耕種的防除手段のひとつとして期待されているのが台木使用ですが、既存台木の課題は自根苗と比べて収量が減少することでした。耐病性はすぐれていても草勢がおとなしく着果数が減少するという問題をクリアしたのが、複合耐病性をもちながら草勢が落ちない「グランバギー」の登場です。
左:穂木品種×グランバギー 右:穂木品種(自根)
グランバギーを使用することで草勢は自根苗と同程度で、センチュウ被害による葉の黄化が抑制された。
PMMoV耐病性と「グランバギー」(PMMoV-L3型)との接ぎ木適合性
(タキイ主要品種)
耐病性レベル | PMMoV耐病遺伝子の型 | タキイ穂木品種名 | グランバギーとの適合性 |
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- | 京みどり、京波、京ゆたか、エース、ニューエース、ワンダーベル、ピー太郎、甘とう美人、伏見甘長、ししとう | × | |
L3 | 京鈴、京ひかり、京まつり、フルーピーレッドEX、フルーピーイエロー | ○ | |
L4 | L4京鈴 | × |
○:適合 ×:適合不可
※「グランバギー」を他社穂木品種に接ぎ木する場合は、耐病性がL3型かメーカーにご確認ください。 |