やさい症状診断(病気・害虫)

タマネギ べと病

<症状>

全身感染型、二次感染型がある。全身型は秋に感染し春2〜3月に発症する越年罹病株といわれる。光沢のない淡黄色の葉で、生育の遅れた湾曲した株になる。温暖多湿条件下では表面に白色つゆ状のかびが生える。二次型は春、秋に発症し、葉と果梗に黄色がかった長卵形〜楕円形の大型斑点ができ、多湿時には斑点状の白または暗紫色のかびが生える。被害葉の多くは病斑部で折れて枯れる。

<発生のしくみ>

病原菌は被害残さに胞子で残り、苗床や定植時に苗に感染する。保菌苗は定植後の生育も悪く、色あせた湾曲した苗になり病気が蔓延する元になる。ネギ、ワケギに越年罹病株があり、ここからも伝染する。気温15℃前後、日照不足で雨の多い年に多発し、4〜5月にかけ曇天が続くと顕著。排水不良で多湿な畑でも発生が多い。

発生カレンダー

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

<防除対策>

  • 発生した畑では連作を避ける。
  • 高畝にするなど畑の排水性を良好にする。
  • 健全な苗を植え付け、畑で発病した株は速やかに除去する。
  • 育苗期を含め、薬剤散布を早期に行う。