どこでも誰でも手軽でカンタン!袋で野菜をつくろう!<緑のカーテンも栽培できる!>

春苗の植え方

春苗の植え方

園芸店やホームセンターでは、温室やビニールハウス内で育成されたトマトやナスなどの野菜の苗が早春から販売されているので、すぐに植え付けて栽培を始めたくなります。

しかし、植え付けは遅霜(おそじも=晩霜)の心配がなくなる5月上旬がいいでしょう。そこまで待てない場合には、霜よけ・保温に注意して、4月下旬ごろから袋に植え付けて栽培を始めることができます。

その際、タキイの袋栽培用の「そのまんまトマト畑」や「そのまんま野菜畑」の袋を用いる場合には、植え付け後、袋の折りしろを伸ばすようにしておくと寒い風を防ぐことができます。夜温が極端に下がって霜が降りそうな日には、その折りしろの先端を洗濯ばさみなどでとめて閉じるようにして、霜よけ・保温につとめるか、ホットキャップフィルムなどで覆うようにして苗を保護します。

生育の初期には水のやりすぎに注意することが必要ですが、袋への植え付けの際には、乾燥させてはいけません。袋にあらかじめ水をやり、植え穴にも十分潅水してから植え付けた方が、根の活着が向上します。植え付け後も再度水やりします。