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- 袋栽培を始める前に…苗の準備
4月下旬ごろから、培養土を入れた直径9cmのポリポットを使い、タネを直まきして育苗する方法が最も簡単です。
山土10ℓに、腐葉土やバーク堆肥、ピートモスなどの有機物を10ℓ加え、さらに、土壌改良材であるバーミキュライトやパーライトを各2ℓ入れ、その上に、調整配合した用土10ℓに対して、「マグァンプ」などの被覆肥料50g、苦土石灰50gを加え、よく混合して培養土を作成します。
4月下旬ごろから5月にかけて、その培養土をポリポットに入れ、1ポットに1粒のタネをまきます。ポリポットの底の穴には何もおかずに直接9分目まで培養土を入れ、土をならした後、指で深さ1cm程度のタネをまく穴をあけ、そこにタネをまきます(写真右)。
タネまき後に覆土してから潅水、日当たりのよい場所において毎日観察し、ポット表面の土が乾いたら潅水するように管理します。そして発芽が観察され、苗が生長して苗の本葉が4〜5枚になったら、袋栽培用の袋などに定植します。
上述のような培養土を自分で作成しなくても、市販のタネまき用土(「タキイたねまき培土」など)をポリポットに入れて直まきすると容易に苗が作れます。
なお、品目や品種にこだわらないなら、自分で苗を作らずにホームセンターなどで販売されているポット苗を購入して定植することもできます。