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- 簡単に栽培できる緑のカーテン
いずれの花、野菜も4月の下旬に、ポリポットへ直まきし、発芽させて苗を養成します。
生長した苗を5月中下旬ごろに、袋栽培用の袋へ苗(1袋へ1株)を定植し、袋に十分潅水します。
毎朝観察して、袋内の表面の土が乾いてきたら潅水します。5月も後半になって暑くなると、朝だけでなく夕方にも潅水します。
袋栽培用の袋を準備します。
「そのまんま野菜畑」および「そのまんまもやせる土」といった袋栽培用の市販の袋を準備し、水を加えて土を湿らせてから苗を定植して栽培します(写真1・2)。
肥料の袋などのプラスチック製の袋を用いて栽培する場合には、肥料袋の上端から20cmぐらいを外側に折り曲げて2重にし(写真3)袋の底に小刀や太釘などで穴をあけ、その袋に上述の培養土を8分目ほど入れて袋栽培に使うことができます。
ほかに麻袋や土嚢袋も使用することができ、これらの編んだ素材の袋の場合には、底に穴をあけずに使用できます。麻袋では袋の上端から約30〜40cmを外に折り曲げ、土嚢袋では約10cmを折り曲げて、そこに被覆肥料を含む培養土を入れて苗を定植します。
施肥について、「そのまんま野菜畑」などは、肥料が元肥として袋に入っています。その元肥で定植した植物は大きく生長していきますが、日差しも強くなって気温も上昇してくると、潅水を朝と夕方に行わなくてはなりません。潅水の数が増えれば、水が抜け出る際に肥料分も流失していきますので、定植後1カ月目ごろからおよそ2週間ごとに速効性の化成肥料(N:P:K=8:8:8など)を追肥として施用します。