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(4)土壌
 芝草は一般的に弱酸性から中性の土壌を好みますが、草種によってその範囲には多少の違いがあります。
 日本芝やバミューダグラス、センチピードグラスは酸性に強く、多くの場合、土壌の酸性を矯正する必要はありません。ケンタッキーブルーグラスは、中性から微酸性ぐらいがよく、pH6以下の土壌では石灰の施用などで矯正する必要があります。

■芝草の土壌pH適応範囲(Musser、1962 その他)


 土壌の物理的な性質としては、砂の多い土壌が一般に好まれます。粘土分が多いと土が固くなり、水はけが悪くなって根の伸長が妨げられます。その結果、肥料や水の吸収も少なくなり生育が衰え、病気にかかりやすくなります。一般に家庭の芝生では水をまくことが多いので、砂を多くして、なるべく乾くようにするとよいでしょう。
 芝生に適した土壌をつくることは、根の張りをよくし、後の管理を楽にします。労力を惜しまず、丁寧に行いましょう。
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