- HOME>
- 袋栽培でつくれる野菜>
- ハクサイ
<推奨品種>
生でもおいしい「オレンジクイン」
ミニサイズで袋栽培にも向く「お黄にいり」や「プチヒリ」
発芽適温: | 20〜25°C |
---|---|
生育適温: | 20°C前後 |
中国北部原産で、日本へは明治時代に導入され、結球するハクサイには多くの品種があります。漬け物や煮物、鍋物、炒め物など利用度の広い野菜です。
タネまき、育苗方法
ハクサイ苗の定植
移植ごてで植え穴を掘ってから、育苗してきたハクサイの苗を植え付けます。
植え付けた後、株の周囲の4カ所に粒状の有機配合肥料などを約30g与えます。与えた肥料は移植ごてなどで土と混ぜておきます。
害虫はアオムシ、ヨトウムシが発生するので、見つけしだい捕殺します。ヨトウムシは昼間は土の中にかくれているので、夜か早朝に見回って取り除きます。
追肥・結球
定植後1カ月目ごろまでに、追肥として、有機配合肥料などを1袋当たり約30g与えて生育を促します。
追肥の方法は簡単で、培養土の表面の株のまわりに肥料をばらまき、移植ごてや竹べらなどで表層の土とよく混ぜるようにします。
ハクサイは、外葉が発達してから結球が始まります。外葉は結球を肥大させる重要な役割を果たしますので、外葉の生長が順調に進むように、培養土を乾燥させないように管理します。
害虫のアオムシ、ヨトウムシ、コナガ、アブラムシが発生するので、見つけしだい捕殺します。ヨトウムシは昼間は土の中にかくれているので、夜か早朝に見回って取り除きます。
収穫
結球を始めるころから、葉柄(ようへい)が幅広くなった丸形の葉が次々に形成されて、結球が進んでいきます。
大きく結球し、しっかり充実したものから、株元をナイフなどで切り取って収穫します。
結球には昼夜の温度差があることが必要で、その差が大きいほどよく結球します。結球に必要な最低温度は4.5°C程度です。