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<推奨品種>
病気に強い強健種「彩風(あやかぜ)」
おいしいキャベツ「コーラス」
発芽適温: | 15〜30°C |
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生育適温: | 15〜20°C |
ヨーロッパの海岸地方および地中海沿岸地方の原産で、古くから日本に渡来しましたが、日本の野菜として栽培されるようになったのは、明治末以降です。葉が互いに抱き合うように結球する形態が特徴で、多くの品種があります。ビタミンCをはじめ、カルシウムなどを豊富に含み胃腸にやさしい野菜です。
タネまき、育苗方法
キャベツ苗の定植
太陽熱で消毒した袋を開け、移植ごてで植え穴を掘ってから、育苗してきたキャベツの苗を植え付けます。
植え付けた後、株の周囲の4カ所に有機配合肥料などを約30g与えます。与えた肥料は移植ごてなどで土と混ぜておきます。
アオムシ、アブラムシ、コナガなどの害虫に気をつけて、見つけたらすぐに取り除きます。
追肥・結球
定植後1カ月目ごろまでに、追肥として、粒状の有機配合肥料などを1袋当たり約30g与えて生育を促します。
追肥の方法は簡単で、培養土の表面の株のまわりに肥料をばらまき、移植ごてや竹べらなどで表層の土とよく混ぜるようにします。
キャベツの始めに出る外葉は葉柄が長く、縦長の葉形ですが、外葉がある程度展開してくると、葉身が広くなって葉柄が短い丸形の葉が形成されるようになって結球を始めてきます(葉形の変化はハクサイの葉の変化と類似しています)。
アオムシ、アブラムシ、コナガなどの害虫に気をつけて、見つけたらすぐに取り除きます。
収穫
結球部が肥大してきて結球が進んでいく様子を観察します。そして結球部分を手で押さえ、しまり具合いのかたさを感じるようになったら、株元をナイフか剪定バサミなどで切って収穫します。
収穫するまで、害虫にはとくに気をつけて、見つけ次第除去します。