堆肥と苦土石灰をともに施し、深く粗起こしをした後、元肥を施し畝を立てておきます。
本葉3~4枚で植え付けますが、晩霜の心配があれば、ホットキャップをかけてやります。
根鉢は崩さないよう、浅植えにしておきます。
子づる1本を伸ばし、3本仕立てにします。
葉が茂りすぎているようなら、1回目の追肥は少なくするか、果実が太り出すまで施さないようにします。追肥の量は1回に1m²当たり化成肥料40gを目安にしますが、生長に従って、株元から離れた位置に施します。
また、つるが伸びるに従って敷きわらを広げていきます。敷きわらは畝の乾燥防止と果実の汚れを防ぐために重要です。
着果率を高めるために朝8時ごろまでに人工受粉します。
着果から半月ほど経過して、果実が大きくなったら、花落ち部を下に置き直し、形や色を整えてやります。開花後30~35日で収穫できますが、完熟するには45~50日かかります。完熟してから収穫します。