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野菜
病害虫・生理障害
単位の換算
農薬の使用量をできるだけ少なくするために、無機元素と病害虫被害の関係も知っておきたい。肥料(無機元素)のやり方で病害虫の発生が多くなったり、少なくなる。下の表に、各種無機元素と病害虫の関係を示した。チッ素のやりすぎは一般に病虫害被害を増加させるが、カルシウムやケイ素は作物の病虫害抵抗性を増加する。マンガンやホウ素のような微量元素の欠乏も病気や虫にかかりやすくなる。土壌のpHも大切ですよ。
各種研究論文より作成(渡辺和彦)
園芸試験場標準培養液を参考にme、mM、ppm等の換算法を示す
[1]多量元素
(注1)イオウは、硫酸マグネシウムとしてマグネシウムに伴って入る分を示した。
(注2)この濃度を1単位として、0.5〜1.25の幅で、作物の種類、生育時期、季節等により適宜希釈あるいは濃度を高めて使用されている。
(注3)原子量は、国際純正・応用化学連合の原子量委員会で承認された資料に基づいて、有効数字4けたで示した。
[2]微量元素
[3]分子量計算等に必須な元素
[4]その他元素
(注1)表1、2、3および表4の塩素、ニッケルまでが作物の必須元素で17種類ある。
(注2)ケイ素はイネに、アルミニウムはお茶に、ナトリウムはビートなどの生育に有用な元素のため記載した。
(注3)有用元素としてはその他、コバルト、セレン、ヨウ素、バナジウムが知られている。
(渡辺和彦作成)