調べる

野菜

病害虫・生理障害

戻る

キュウリ

温風障害

データ作成年月日:2003/02/07

写真1

写真2

写真3

写真4

写真5

写真6

写真7

症状

写真1〜7は現地における温風障害。不完全燃焼ガスの影響も混在している。葉が中央部より黄化した症状(写真5、写真7)も多い。

原因

不完全燃焼に伴って発生するガスによる障害にも注意する。

診断法

扇風機の羽根にススが付着していれば、不完全燃焼の可能性が高い。ハウス外の煙突から出る煙の色を調べる。完全燃焼しているときは色がないか、ほとんど白い。

対策

燃焼炉の定期的整備が必要。

ご注意

生理障害は、一般には肥料要素の欠乏または過剰により発生しますが、その原因に関しては、単純にその要素のみが欠乏または過剰の場合以外にも、他の肥料要素の多少が影響して起こる場合や、土質やpHなどの土壌条件が影響する場合、温度や水分など気象条件が影響する場合など、さまざまな環境条件が重なって発生している場合が多く、簡単には特定できないことが多々あります。

従って、その対策を講じる場合は、土壌分析を行うなど圃場の土壌条件を把握した上で行うようお願いします。

また、症状が生理障害に類似した病虫害もあり、生理障害との区別が難しい場合があります。詳しくは、農協や公共の指導機関にご相談ください。