ピット苗と同様、早期緑化を目的とする場合や雑草が多い場所に利用できる。また、適期を逃した施工現場や裸地を被覆する場合に利用される。
●芝の仕様(例)
規 格:37.1cm×30cm・9枚=1m²
刈り高:20mm前後
切り厚:10mm前後
(芝の仕様は生産地により異なります。)
●施工方法
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既存土壌ではラウンドアップなどの非選択性除草剤を散布し、地表面の残痕を取り除いてから施工する。 |
(2) |
土壌調査結果に基づき、必要があれば土壌改良材を混和しておく。 |
(3) |
よく整地した床土に並べて張る。張り方には(1)全面張り(べた張り・平張り)、(2)目地張り(70%)、(3)市松張り(50%)などがある。 |
(4) |
芝を張った後には目土を入れる。目土は雑草種子混入の懸念がないものを選ぶ。 |
(5) |
ローラーなどで不陸をなくし、芝と土の間に隙間が出来ないようにする。 |
(6) |
施工後は必ず潅水し、芝を現地土壌に密着させる。 |
(7) |
法面や冬季の施工など芝が滑る可能性がある場合には竹串などで止めておく。 |
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↑張芝結束状態
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地下茎を欠くため、休眠期(12〜4月)の納期では芝がバラつくことがあります。 |
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↑ティフ・ブレア芝の状態 |
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