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16〜22℃の場合、ティフ・ブレアの根は2週間後には1cmに達する。一方、普通種の根の伸長は遅く、2週間後で0.5cm前後である。さらに、4週間後にはティフ・ブレアの2.5cmに対して普通種は1.5〜2cmしか伸びない。7週間後には4葉期に達し、根も6cmに達する(普通種は4cm前後)。この時期がピット苗として定植するのに適している。地上部・地下部ともにいずれの時期においてもティフ・ブレアの生長が早く、普通種よりも定着力が大きいのが判る。 |
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●小笠原 勝(宇都宮大学)、2001年芝草研究大会誌第30巻別1号
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↑ティフ・ブレア(左)と普通種の根の比較 |
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■ティフ・ブレアと普通種の根の伸長の差(16〜22℃) |
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ティフ・ブレア |
センチピード 普通種 |
2
週
間
後 |
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4
週
間
後 |
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7
週
間
後 |
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植物名 |
土壌保持力(SD)* |
根部風乾重(SD)** |
センチピードグラス |
0.304(±0.033) |
6.06 (±0.43) |
バヒアグラス |
0.272(±0.056) |
11.33 (±1.15) |
ウィーピングラブグラス |
0.161(±0.013) |
6.21 (±1.24) |
クリーピングレッドフェスク |
0.153(±0.021) |
4.01 (±0.35) |
リードカナリーグラス |
0.146(±0.006) |
3.43 (±0.53) |
ペレニアルライグラス |
0.118(±0.042) |
5.57 (±0.35) |
トールフェスク |
0.112(±0.008) |
2.56 (±0.37) |
シロクローバ |
0.081(±0.021) |
2.90 (±0.70) |
オーチャードグラス |
0.067(±0.021) |
1.97 (±0.21) |
ケンタッキーブルーグラス |
0.035(±0.009) |
1.25 (±0.22) |
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↑ティフ・ブレア(左)の芝地へはもぐらが侵入していない。 |
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●小笠原 勝(宇都宮大学)、2001年芝草研究大会誌第30巻別1号
*播種後40日目の引っ張り強度(g/F)
**播種後40日目の根部風乾重(g/個体) |
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