袋栽培に向くおすすめ野菜の栽培方法
ラッカセイ
5月中旬タネまき
ポリ鉢に培養土を9分目程度入れ、指で1cmほどの深さに穴をあけて、その穴に1鉢に1個のラッカセイのタネを横向けにして置き、その上を覆土します。タネを縦向けに置くと根が地上に出てしまうことがありますので、必ず横向けにしてタネまきします。タネまき後は鳥の食害防止のために寒冷紗などで覆います。
5月下旬〜
6月中旬定植
生長した苗を1袋に1株ずつ袋の中央に植え、開花後に果実になる部分の地下に入り込む場所をできるだけ確保するようにします。ラッカセイは根の根粒菌により、栽培する培養土にチッソ肥料をあまり入れる必要はなく、酸性土壌には弱いので培養土に苦土石灰を入れて、有機配合肥料を少し与えるぐらいでよく育ちます。
花が終わって子房柄が伸びて土中に入る前に、株の周囲を移植ゴテで耕してやわらかくしておくか、子房柄が土中に入りやすいようにやわらかい土を入れておきます。子房柄が袋の外にでている場合には、袋の内側に入れて土中に入るようにします。
10月中旬〜
11月上旬収穫
収穫の時期は地上部の葉が黄色くなってきた時です。収穫は株ごと掘り取り、地下に残ったラッカセイを掘り上げ、株についているラッカセイは株から手でちぎって収穫します。