袋栽培に向くおすすめ野菜の栽培方法
オクラ
4月タネまき、育苗
オクラのタネは大きくて扱いやすく、エダマメの栽培方法に準じます。
5月オクラのポット苗定植
ポットにタネまきして発芽させた苗は、本葉が3枚程度以上展開したころに、1袋に2〜3株の苗を根鉢が崩れないように定植します。
生育初期は過湿にならないよう、土の表面が乾いたら湿らす程度に水を与えましょう。
6月支柱立て
定植後、本葉が5〜6枚展開するころから急激に生長します。株の生育に合わせて潅水量を増やし、わき芽は早めに切除しましょう。
下旬以降、淡い黄色のハイビスカスのような花を咲かせ、その花が落ちると、小さなオクラの実が上に向かってできてきます。
7〜8月収穫
オクラは、茎の葉腋ごとに1個の花をつけ、それらが次々と開花していきます。開花後収穫までの日数は6月で7日間、7月で4日間、8月で3日間を目安にします。
小さなオクラの莢(果実)が5角オクラ(「グリーンソード」「アーリーファイブ」)が7〜8cm、丸オクラ(「へルシエ」「エメラルド」)が15cmくらいになったらハサミで切り取って収穫します。特に5角オクラは収穫が遅れるとかたくなってしまうので、早めに収穫するように注意します。
また、生育期間が長いので2週間に1回、有機配合肥料などを追肥として1袋に約30g与えます。
オクラにつく害虫には、アブラムシのほか、葉を食べるだけでなく円筒形に葉を巻いてその中にひそんでいるハマキムシがあげられます。これらを見つけたら、すぐに駆除します。