<推奨品種>
コンパクトで作りやすい「長陽」
発芽適温: | 15〜30°C |
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生育適温: | 15〜25°C |
チンゲンサイは、中国語で、「青梗菜」と書き、中国で栽培が広まり、日本に導入されていましたが、中国野菜ブームにより、昭和58年に農水省食品流通局によってチンゲンサイとして名称が定められました。
袋の表面の土を平らにならした後、数カ所にタネを直まきすることもできますが、ポットにタネまきしてからその苗を袋に植え付けることもできます。
ポットに被覆肥料が入った培養土を入れ、1つのポットに3つぐらいの小さな穴をあけてタネをまき、土をかけます。発芽して本葉が2〜3枚出た苗を袋に植え付けます。
袋に植え付けるまでに、粒状の有機配合肥料などを1袋当たり約30g与えておきます。
袋に直まきした場合、本葉が1〜2枚展開した段階で1回目の間引きをします。そして、本葉が4〜5枚のころに2回目の間引きを行って、1袋に4〜5株程度とし、その後、追肥を与えます。
追肥としては、粒状の有機配合肥料などを1袋に約10g与えます。
ポットの苗を袋に植え付けた場合、本葉が4〜5枚のころに、1袋に4株程度のよい株が残るように他の株を間引きします。そして、上記と同様に追肥します。
チンゲンサイは栽培しやすく、袋栽培に適した野菜です。袋に定植した後、順調な生育をうながすために、適切な潅水を欠かさず行います。
条件によって異なりますが、11月下旬ごろから12月になって、よく育ったものから順に収穫します。