らい麦
キタネグサレセンチュウ抑制効果に優れ、早春の生育が旺盛!
特性
- 耐寒性・越冬性に優れる。
- 黒斑細菌病に罹病しない。
- キタネグサレセンチュウの抑制効果に優れる。
- 秋まき越冬栽培の場合、早春の生育が旺盛。
栽培ポイント
播種期 |
- 中間・暖地3〜5月、9〜11月
- 冷涼地3月下旬〜5月上旬、9月〜10月中旬※
- ※越冬性は優れていますが、多雪地域等では試作からのご検討をお願い致します。
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播種量 |
8〜10kg/10a、10〜15kg/10a。※
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施肥基準 |
肥料分の少ない圃場では窒素成分で5kg/10aを目安に施肥する。 |
すき込み方法 |
出穂前にすき込むことで雑草化を防止。 |
低温条件下でも発芽・生育できる!
特性
- 他のえん麦やらい麦に比べて発芽が早く、初期生育も旺盛。短期間の緑肥栽培に好適。
- 密な繊維根を有し、土壌の団粒化を促進する。
- 根こぶ病菌の密度抑制効果が期待できる。
- キタネコブセンチュウの密度を抑制する。
- 穂バラミ期以降は倒伏しやすいので、この頃を目処にすき込む。
用途
- 他のえん麦やらい麦が播けないような低温期の緑肥として。
- 塩類濃度が高い土壌や有機質の不足している畑に利用。
- 北海道などでのタマネギ後作緑肥にも好適。
栽培ポイント
播種期 |
- 中間・暖地3〜5月、9〜11月。
- 冷涼地3月下旬〜10月中旬。
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播種量 |
8〜10kg/10a。条まきかバラまきし、3cm程度の覆土をして鎮圧する。 |
施肥基準 |
10a当たりチッソ10kg、リンサン15kg、カリ12kg、苦土石灰100〜150kg。 |
すき込み方法 |
チョッパーやハンマーモア・フレールモアなどで細断し、プラウやロータリーですき込む。作物が小さい場合や、柔らかい場合は、ロータリーでそのまますき込むこともできる。 |
ライ太郎の発芽・出穂特性(’96〜’97九州沖縄農業研究センター)
「ライ太郎」根こぶ病菌密度抑制効果
らい麦の王様!
特性
- 草丈が高く、春の生育が極めて早い。
- 分げつ数はやや少ないが、耐倒伏性は強い。
- 耐寒性が高く、耐病性にも優れる。
栽培ポイント
播種期 |
- 中間・暖地3〜5月、9〜11月
- 冷涼地3月下旬〜5月上旬、9月〜10月中旬
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播種量 |
8〜10kg/10a。 |
越冬性に優れ黒斑細菌病に罹病しない!
特性
- 耐雪性が強く、越冬性に優れる。
- 黒斑細菌病に罹病しない。
- キタネグサレセンチュウの抑制効果が期待できる。
- 初期生育は遅いが春先の生育は早い。
- 収量性高く、有機物量が豊富に供給できる。
栽培ポイント
播種期 |
- 中間・暖地3〜5月、9〜11月
- 冷涼地3月下旬〜5月上旬、9月〜10月中旬
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播種量 |
8〜10kg/10a。 |