調べる

タキイの緑肥・景観用作物

戻る

マークの見方
マークの見方

果樹下草用寒地型芝草2種混合
(トールフェスク+ケンタッキーブルーグラス2種混合)

フルーツサポーター

  • 草丈15〜30
  • 緑肥★
  • 障壁―
  • 転作―
  • 景観―

草刈作業の省力化、雑草抑制、乾燥・地温上昇防止!
果樹園下草に適したミックス!

【青森県 リンゴ園地】
○撮影:9月6日 ※播種後約3ヶ月

特性

  • 早期に地表面を被覆し、雑草抑制、土壌の乾燥や地温上昇を抑える
  • 草丈の低い品種の混合で、草刈り作業が軽減できる
トールフェスク「スパイダー2LS」
ケンタッキーブルーグラス「ムーンライトSLT」
草種・品種 発芽・
初期生育
耐暑性 耐寒性 耐陰性 耐踏圧性 草丈
(cm)
トールフェスク「スパイダー2LS」 ○+ ○+ 30〜50
ケンタッキーブルーグラス「ムーンライトSLT」 15〜25
センチピードグラス「ティフ・ブレア」 10〜25
しろクローバー「フィア」 20〜40
フルーツサポーター」は
「スパイダー2LS」と「ムーンライトSLT」の
混合でそれぞれの長所を発揮
草種・品種 発芽・
初期生育
耐暑性 耐寒性 耐陰性 耐踏圧性 草丈
(cm)
フルーツサポーター 15〜50

栽培適性地域

草種 地域区分
I II III IV V VI
寒地型 フルーツサポーター
暖地型 センチピードグラス「ティフ・ブレア」
  • ※地域区分IV、Vでの「フルーツサポーター」栽培は必ず試作を行い、夏越しが可能か確認してください
  • ※オニウシノケグサ(トールフェスク)は佐賀県では条例により栽培が禁止されています

栽培ポイント

播種前の準備
雑草の下処理
  • 非選択性除草剤(茎葉処理タイプ)を散布し枯草を除去
  • 除草剤を使用しない場合、乗用草刈機などで地面が見えるくらいまで低刈りまたはアメリカンレーキ等でしっかり雑草をかき起こす
圃場準備
  • ロータリーは土壌硬度の高い場合、10〜15cm程度かける
  • 播種前の床をつくるにはディスク状のハロー、レーキ等により深さ2〜3cm程の谷をつくる
播種方法
播種時期 冷涼地:5月、9月上旬〜中旬
中間地:3月下旬〜5月下旬、9〜10月
  • ※雑草の生育が旺盛になる6〜7月は播種を控える
播種量 8〜10g/m2
  • ※10g量目安
播種作業 手動式散粒機、手押しサイクロンを使用し播種(小面積の場合は手まき)
覆土 覆土は約1cmを基本とする
  • ※覆土は谷をつくった際に出てくる土をかぶせる
鎮圧 発芽・初期生育を安定させるため、覆土・鎮圧は必ず行う
ローラーチェーンやローラーの使用でしっかり鎮圧する
  • ※軽トラックや乗用草刈機などでの鎮圧も可
播種後の管理
水管理 播種から発芽までは降雨のない日は可能な限り毎日、発芽後は乾燥しない程度に灌水
  • ※播種適期の発芽日数
    ケンタッキーブルーグラス約14〜20日
    トールフェスク約10〜15日
  • ※発芽後は1回3L/u程度を目安に土壌にしみこませるようにゆっくりやわらかく灌水する
施肥管理 基本的に生育不良箇所のみに施肥
  • ※液肥が望ましいが粒肥でも可(粒肥の場合:N-P-K=10-10-10を40g/m2
  • ※春まきの場合、高温・多雨時期の施肥は夏雑草の生育を助長するので注意する
刈り込みについて
  • ①目安としてフルーツサポーターの草丈が5〜8cm位になれば3cm程度になるよう刈り込む
  • ②フルーツサポーターが70%以上定着したら草丈10cm程度を維持していく
初期生育の注意点 マメな刈り払いと刈り草の除去
  • ※刈り草はフルーツサポーターの生育不良・病気を引き起こす可能性がある為、通路外への持ち出しを行う
  • ※ブロアを利用した刈り草の回収・除去が効果的
作型表
【東北地方】
  • ※表をクリックすると拡大表示します
  • ページトップへ