芝
タキイの緑肥・景観用作物
- マークの見方
おとり大根で根こぶ病を抑制
アブラナ科作物に甚大な被害を与える根こぶ病菌は休眠胞子を増やし続けることで年々土壌を汚染していきます。抵抗品種を作付けして一時は被害が軽減されても根本的な解決にはなりません。そこで、根こぶ病抵抗性品種の「コブ減り大根」を利用して健康な土壌を取り戻しましょう。
栽培POINT!
根こぶ病菌は9〜30℃で活動し、20〜24℃で最も活発になります。その時期を狙って栽培すると高い効果が得られます。
栽培上のPOINT!
コブ減り大根は抵抗性品種のため一次感染(根毛感染)のあと発病(皮層感染)しません。そのため、土壌中の休眠胞子を減らし根こぶ病の抑制に繋がります。
「フルスルファミド剤」などの効果により、土壌で眠らされている胞子についてのおとり効果は期待できませんが、菌が活発に活動している根こぶ病被害圃場ではおとり効果が期待できます。