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野菜

山田式家庭菜園教室
〜Dr.藤目改訂版〜

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地ごしらえ

堆肥など有機物とともに苦土石灰を少し多めに施して、pHの調整をした後、元肥を施しますが、前作が果菜類のあと地など肥えた畑では、元肥は控えめにしておきます。排水の悪い場所では、生育が悪いだけでなく、二次的な原因も加わって枯れることがあるので、高畝にします。畝幅は100〜120cmにしておきます。

タネまき、苗作り

株間30cm、深さ3cm程度のまき穴をあけ、間隔をあけて2〜3粒まき、2cm程度覆土します。播種期は地域によって異なり、初霜の1カ月前を目安とします。移植を嫌うので直まきがおすすめですが、9cm(3号)ポットに2〜3粒タネをまき、本葉が出はじめたころ、畑に植え込むこともできます。適期より早まきすると厳冬期までに大きくなりすぎ、寒害を受けるので注意します。

  • イメージ写真

    覆土が薄いと根が浮き上がったり種皮をかぶったまま発芽する

  • イメージ写真

    予定の場所があいていないときはポットで育苗してから植え付けてもよい。

畝立て・タネまき

防寒、追肥、支柱立て、誘引

厳寒期には株元に敷きわらをしたり笹などを立てて、防寒しておきます。
2月に入ったら追肥を始め、その後1カ月おきに追肥をします。つるが伸び出したら支柱を立てるか、ネットを張ってつるを誘引しますが、込みすぎたら孫づるを摘み取り、日当たりと風通しをよくして着莢を促します。

追肥
支柱立て・誘引

収穫

莢エンドウは莢にスジが入らないうちに、実エンドウは莢のつやがなくなり、しわが出はじめたころに収穫します。

栽培のポイント

1.早まきは禁物

早まきすると年内に生育が進み、厳寒期に茎葉が凍害を受けるので注意します。

2.連作は避ける

連作障害が強く出るので、計画的に輪作を行います。

3.酸性土を嫌う

酸性土・過湿を嫌うので、土づくりに留意します。

4.おすすめの品種はこちらから

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