よ
葉腋(ようえき)
葉が茎につく部分の上側で、普通ここに芽ができる。
養液栽培(ようえきさいばい)
水と養分を培養液の形で施して作物を栽培すること。培地の種類や培養液の供給方法によって分類され、れき耕・水耕・噴霧耕・ロックウール栽培等がある。
容水量(ようすいりょう)
100gの乾燥土が重力にさからって保持できる水分量を容水量といい、土が水分を保持する力の強さを示すものである。
熔成りん肥(ようせいりんぴ)
弱アルカリ性の重い灰色の粉末で20%のりん酸を含む。このりん酸は水には溶けないが、クエン酸に溶ける。肥効はゆるやかであるが高い。
溶脱作用(ようだつさよう)
水が土の成分を溶かして下層へ運ぶ作用をいう。
葉枕(ようちん)
葉柄の基部の膨れた部分。
用土(ようど)
鉢や苗床で栽培するのに用いる土を用土といい、有機物や肥料成分を適度に含み病害虫のないこと、通気や水はけなどについて良好なものをあらかじめ作っておく。
幼苗接種(ようびょうせっしゅ)
耐病性判定方法の一つで、特定の病原菌を用いて幼苗期に菌を接種し、抵抗性のテストを行うことをいう。限られたスペースでの大量の検定を目的として行う。
幼苗接ぎ木(ようびょうつぎき)
本葉2〜2.5枚のような幼苗で接ぐ方法で、プラグ苗の普及とともに接ぎ木作業が容易なことと活着率が高いことから近年急速に広まっている。
葉柄(ようへい)
葉身(葉の主要部分)を支えて、茎に付着する柄のように細くなった部分。
葉面散布(ようめんさんぷ)
ヨーゲンなどを用い葉に散布して、葉面から養分を吸収させることをいう。
抑制栽培(よくせいさいばい)
余まき栽培(よまきさいばい)のあとにつづき、夏の終わり頃から初冬にかけての時期に栽培することを抑制栽培という。ハウスを利用する場合は収穫が冬にわたる。
ヨトウムシ
下葉の裏に産みつけられた卵からふ化した幼虫が葉を食害する。幼齢時は薬剤が効くが、あとは効きにくく、ハクサイなどの結球内に食い込んだものは駆除できない。5〜6月と9〜10月に多発する。
呼び接ぎ(よびつぎ)
穂木と台木の茎の側面を鋭利な刃物で滑らかにそぎ取り、両方の切り面を密着させてしばっておき、この接着面が活着してから、台木は活着部の上を、穂木は活着部の下を切除して、接ぎ木を完了する。この方法を呼び接ぎという。
余まき栽培(よまきさいばい)
4〜8月の時期、普通栽培(ふつうさいばい)の次にくる 栽培を余まき栽培という。
四倍体(よんばいたい)
二倍体の植物をコルヒチンで処理すると、染色体数が倍加して四倍体となる。 通常、四倍体となると植物体が大きくなり、葉の緑も濃くなることが多い。