農業・園芸用語集
お
●オーキシン | ●オールドローズ |
●置き肥(おきごえ) | ●晩生(おくて) |
●押さえ床育苗(おさえどこいくびょう) | ●雄しべ(おしべ) |
●親蔓(おやづる) | ●お礼肥(おれいごえ) |
●オンシツコナジラミ | ●温床育苗(おんしょういくびょう) |
●温帯性植物(おんたいせいしょくぶつ) | ●温暖地(おんだんち) |
●温度較差(おんどかくさ) |
オーキシン
植物ホルモンの一つ。植物の体内において組織や器官、細胞の分化に作用し、茎の伸長などを促す。
オールドローズ
現代のバラが普及する以前の半つる性や半野生のバラ。
置き肥(おきごえ)
鉢植えなどに、練り肥や固形肥料を置く施肥方法のこと。土に混ぜたり、鉢の縁に置いておくと、水やりのたびに溶けてゆっくり効く。
晩生(おくて)
作物の熟期のうち、通常よりも遅く成熟するものをいう。<ばんせい>
押さえ床育苗(おさえどこいくびょう)
練り床育苗の変形で、枠の中に用土を均一に入れ、適度の水を加えて平らに押さえ、床を作る。後に必要な大きさにブロッキング(切り込み)をして、種子をまく。
雄しべ(おしべ)
種子植物における花の各部のうち、花粉をつくる器官である葯がついている部分のこと。
親蔓(おやづる)
双葉の生長点から最初に発生した蔓を親蔓といい、親蔓から伸びた側枝を子蔓、子蔓から伸びたものを孫蔓という。
お礼肥(おれいごえ)
花が咲いた後や果実を収穫した後に施す肥料。
オンシツコナジラミ
成虫は体長1.5mm内外でロウ物質に覆われて白色。各種の野菜・花・雑草などの葉裏に寄生して吸汁し、ウイルス病などを媒介して生育を悪くする。また、成虫や幼虫の排泄物にすす病菌が繁殖して同化作用を阻止したり、果実を汚染することがある。
温床育苗(おんしょういくびょう)
苗を作る場所として、板などで枠を組み、上にビニールトンネルをかけて、醸熱材料(じょうねつざいりょう)や電熱で加温して苗を作ることを温床育苗といい、その場所を温床という。
加温しないものを冷床といい、そこでの育苗は冷床育苗(れいしょういくびょう)という。
温帯性植物(おんたいせいしょくぶつ)
温帯、いわゆる四季があり、暑さ寒さも極端に厳しくなく、1日の日照時間は季節によって変化するものの、極端な差がない気候条件下で生活する植物のこと。
温暖地(おんだんち)
野菜茶業研究所が野菜の作型成立の基本的要因として気温で分類した地域区分のうち、北陸、関東、東海、近畿、中国の大部分および東北、東山の一部分を指す。年の平均気温が12〜15℃の地域である。
温度較差(おんどかくさ)
昼の気温と夜の気温の差をいう。おおむね10℃ほどの差が望ましい。夜温が高すぎると呼吸による消粍が激しいなどの悪影響がある。