農業・園芸用語集
ま
●まきばち | ●マグネシウム欠乏(マグネシウムけつぼう) |
●マクワ質メロン(マクワしつメロン) | ●孫蔓(まごづる) |
●真砂土(まさつち) | ●待肥(まちごえ) |
●間土(まつち) | ●間引き(まびき) |
●マルチフィルム | ●マルチング |
まきばち
シードパンを参照。
マグネシウム欠乏(マグネシウムけつぼう)
ハクサイなどに起こりやすい。マグネシウムの吸収が欠乏すると、外葉の葉脈の間が緑色を失って淡黄色となり、ついに枯死する。砂地や火山灰土地帯で多発しやすい。トマトやナスにもよく発生し、苦土欠乏(くどけつぼう)ともいわれる。
マクワ質メロン(マクワしつメロン)
マクワとメロンは別の種類であるが、例えばプリンスメロンのように、マクワとメロンを両親とする一代雑種で、その性質が両方の中間を示す品種をマクワ質メロンという。
孫蔓(まごづる)
親蔓(おやづる)の項を参照。
真砂土(まさつち)
花崗岩が風化した赤土で、適度な粘りを持ち排水も良く庭土として使われる。花壇用土や鉢土としては有機物を混ぜて使う。酸性土。
待肥(まちごえ)
根付け肥(ねつけごえ)と同意語。
間土(まつち)
苗・タネ芋などを植えつけたり、伏せこんだりする時、根が直接肥料や熱源にふれないように緩衝役を果たす土をあらかじめ被せておく。これを間土という。
間引き(まびき)
苗床や直まきの畑で、密生している部分の苗を適当に取り去ったり、奇形や徒長したもの、育ち遅れたものを取り除く作業をいう。なお、以上の場合に限らず、花や果実、枝であっても、その一部を取り除くことを一般に間引くという。
マルチフィルム
マルチングに用いるためのポリエチレン製フィルム。反射率が高く地温を抑制できる白色、遮光性が高く雑草を抑える黒色、害虫忌避に効果的なシルバーなどさまざまな種類がある。
マルチング
ワラやモミガラ、またはポリエチレンフィルムなどを使って、株の周囲や畝の上を覆うことをいう。マルチング効果としては、地温調節・水分保持・雑草防止・土の膨軟保持・病害防除などがある。