農業・園芸用語集
わ
●YR(ワイアール) | ●矮化剤(わいかざい) |
●矮性(わいせい) | ●若苗定植(わかなえていしょく) |
●脇芽(わきめ) | ●ワシントン条約(ワシントンじょうやく) |
●早生(わせ) | ●ワッカ症(ワッカしょう) |
●割り接ぎ(わりつぎ) |
YR(ワイアール)
Yellows(萎黄病)Resistance(抵抗性)の頭文字YRで、萎黄病に対し抵抗性のある品種。
矮化剤(わいかざい)
生長調節剤の一種。植物の伸長を抑え矮性の草姿に仕上がるので、鉢物や草花などに使用される。ビーナインやスリートーンなどがある。
矮性(わいせい)
主に園芸分野で草丈が著しく低い性質をさす。遺伝的に矮性を示す矮性品種・矮性種もあるが、矮化剤処理や、リンゴのように接ぎ木(矮性台木を利用)によって樹高を低くしている場合もある。
若苗定植(わかなえていしょく)
果莱類では適期より早く植えると草勢が強くなりすぎて過繁茂になりやすく、その後の生育に支障をきたす。ただ、ハウス抑制栽培では高温期の活着促進のため、比較的若い状態で定植する。葉菜類においては、活着促進を図るために、むしろ若苗定植が望ましい。
脇芽(わきめ)
側芽ともいい、植物体の葉の基部から生長する芽(生長点)のこと。
ワシントン条約(ワシントンじょうやく)
絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約。
早生(わせ)
作物の熟期のうち、通常よりも早く成熟するものをいう。
ワッカ症(ワッカしょう)
ダイコン表皮に不整形の黒円を発症するものを俗にワッカ症と呼んでいる。特に12〜2月頃の低温期に収穫する作型で被害が多い。
白さび病によるものとされており、品種により発症の差がみられる。
割り接ぎ(わりつぎ)
穂の下端をくさび形に切り、台木の茎を切断してその断面の中央を切り下げて割れ目をつくり、これに穂を挿し込んで固定させて密着させる接ぎ木方法。